膨張日誌

破裂しないように膨らませて下さい

やってらんねえな

恋人に話を振った。記念日の旅行前にどうしても聞いておきたいことがあった。結婚のこと。聞いちゃいけないことだってわかっていたはずなのに。

結論から言えば「返事はまだ先」。私が近頃ずいぶん頑張っていること、恋人のことをもっと理解しようとしたら昔に比べて考え方もすごく変わったということは褒めてもらえた。それでも、以前受けた束縛のことを思い出すとまだ結婚への踏ん切りがつかないんだと。

ああもう、数か月前は「記念日までに結論を出す」って言ってたんだけどな。

いつになったら返事をしてくれるのか聞いた。何も言わなかった。「平成の年号が変わる頃には結論は出そう?」と聞いた。「それは出ると思う」と言った。本当かな。また先延ばし先延ばしで、結局何も進まないんじゃないかな。

友人にこのことを相談すると「もう少し待つのも手だけれど、あなたの大事な時期に先延ばしを繰り返して時間を奪ってるその男はどうかと思う」というのが総意だった。

それ、すごいわかるんだよ。人生の目標が結婚することだけじゃないけど、この宙ぶらりんの状態が嫌だ。いつ地雷を踏んでサヨナラするか、おびえながら過ごしている。でもさ、かといってこの環境から離れるのはつらいんだよ。疎遠になって引っ越すことも、会えなくなるのも嫌だ。こんなだから完全に恋人にマウント取られてんだよなあ、もともと上下の関係なんてなかったのに。

元気をつけようとシャッフルにして流したチャットモンチーが暗い曲ばっかで逆に笑えてくる。

 

あれ?私、ちょっと前まで結婚なんてあきらめてたのにな、欲張るなよブス。