膨張日誌

破裂しないように膨らませて下さい

勝てっこない

絶望してしまった。気持ち悪い。

訳がわからなくなって泣いて叫び出しそう。20歳だ。はたちの私が今わたしの頭の中にいる。めちゃくちゃにしてしまった自分の人生を嗤って「楽しいやろ?あんたこうなりたかったんやろ?」とにやにやしている。許せない。こんなに苦労してやっとここまでリカバーしてきたのに、なんで、でも、でもさ、わからんどうして。

20歳の私は割と屑で、だめな男だったり友人だったりに自分から引っ掛かってはコテンパンに殴られてボロボロにされていた。元彼が寝取られたり、カスみたいな男と遊んで歩いたり、好きになったひとにおもちゃにされたり、真剣に相談を聞いた友人もいつの間にか全員いなくなったし、朝昼晩毎日違う人と1ヶ月ほぼ寝ずに遊んだり、もうあんな生活には戻りたくないのに。

私の青春というものは青痣と刺し傷跡だらけで、ヘドロのような怨念がべっとりこびりついている。なんにもたのしくない。戻りたくない。なのにあの頃の私がなんで、いま。

あの頃には戻りたくないと願う私と、後ろを振りむいてあの頃みたいな屑になりたいと思う気持ちとで滅茶苦茶だ。今夜は眠れるかなあ。