膨張日誌

破裂しないように膨らませて下さい

愛せない夏

日を跨いでしまった。

深夜0時の蛍光灯の薄明かりで久々に画面と向き合う。

 

招待される予定だった友人の結婚式はいつの間にか挙げられていてあんなに仲良かったのに祝う気にもなれず、わたしは最悪な奴だ。今日はいろんなことがあったんだ、せっかく平和に浸って一日を〆られると思ったのに気分が悪くて寝付けない。

 

「わたしは不幸だ、わたしを不幸にしたやつが憎いのだ」と幻をいつまでも憎い憎いと歯をぐっと噛みしめて生きてきた。でも少し前、とつぜん靄が晴れたみたいに「ここにいない奴のことを憎んでも仕方ないな、わたしはわたしの幸せを大切にしなければ」と思い立ったことがあって、それを周りに話したりしてたのだけど、ここしばらくは苦しいことが続いていて、見事にカウンターパンチ食らったみたく衝撃がひどい。

あいつもあいつもあいつもあいつも、やっぱり憎たらしいのに変わりはない。

こんなんじゃ報われないのはわかっていても暗がりから出ることが出来ない。

 

前だけ見て歩くの、難しすぎだろ。